ISO9001:2008 認証取得奮闘記 (5)

■ 第5回推進会議(2010年3月8日)

第4回に引き続きマニュアルの作成を行った。

第7章:設計、購買、製造、識別、測定機器の管理

会社の製造に関するところである。

中小企業の場合、製品は、受注先の「図面」又は「指示書」等に基づいて製造されるのが一般的である。

Y電機工業の場合、自社で作成した「図面」に基づき製造している。

ISO9001:2008では単独による設計によって、顧客のニーズに合わない製品の製造を行わないよう、適切な時期に関連する担当者との合議が必要と要求されている。この項はH精工の重要なところだ。そのためにマニュアル作成には担当者の意見を聞き取りながら慎重に取り組んだ。

購買、識別、測定器の扱い方などマニュアルに入れる文言は出来る限り自社用の言葉で表現したいために時間がかかっても担当者に質問をし、帰ってきた回答の文言を挿入していった。

この間マニュアル作成担当者Sさんから毎日のようにメールで質問があり、一生懸命やっているのだなあという実感、メールで答えていても答え甲斐があった。

<内容>

自社の手順書とか基準書等の文書は新規に作成が必要ですか?

:マニュアル以外特に必要はありませんが、自社で現在使用しているものがどれに該当するかを検討しておいてください。

文書作成に関する審査はどのように実施されるのですか?

:ISO9001:2008で要求されている「文書化された手順」(いわゆる規定又は手順書のようなもの)がどのように作成されているかを見ます。

:要求されている文書の作成が進んでいないので、心配ですがこれで大丈夫でしょうか?

:ISO9001:2008で要求されている“文書化された手順”は全てマニュアルに入ってあるので心配は要りません。

マニュアルを修正したが一度見てくださいませんか?

:文書チェックに間に合うように見てみましょう。その結果返信します。

少々忙しかったが、取得企業様の不安を取り除くことが先決だったので即返事を出すように心がけた。

第8章測定・分析・改善

最後の8章だ。ここまで本日中に終了することは可能だが、その後にまだ付属書がある。大丈夫かな。出来るかな。心配である。

何が何でも間に合わせなければならない。必死で推進委員の皆さんと作業に取り組んだ。

18時になってもマニュアル作成が終わらない。イライラするがみんなに頑張ってもらう以外にない。

終わったのが18時40分。申し訳ない。事務所に下りていって驚いたのは、社長が終わるまで待っておられたことである。恐縮、恐縮・・・。

駆け込みであったがために完全なものに出来なかったが、メールにて送ってもらい添削を繰り返しながら漸く文書チェックに間に合った。あーほっとした。“やったー”という安堵感があり、推進委員の皆さんの努力もあって満足できるものが出来た。

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